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上田の「美味だれ」試作品を試食 スーパーなど3社が用意
03月15日(木)

鶏肉を試食する「美味だれで委員会」のメンバー

上田市の「ご当地グルメ」として広まりつつある「美味(おい)だれ焼き鳥」のたれを使った商品の試食会が14日、同市中央2の焼き鳥店「つづらや」であった。共同で商品化を目指す食品メーカーやスーパーの3社が試作品を用意。市民有志や焼き鳥店などでつくる「美味だれで委員会」の4人が味を確かめた。

美味だれはしょうゆベースで、すりおろしたニンニクが入っている。試食会では、こんがりと焼いた鶏肉に美味だれを絡めて出された。上田市内に店舗を持つスーパーの担当者は「弁当などにして昼から食べられるよう、ニンニクのにおいを抑えた」と説明。4人は「味がしっかりしている」「ご飯に合いそう」などと言い、評判は上々だった。商品の発売時期などは未定。

13日には、上田市と周辺のコンビニエンスストア「セブン―イレブン」などで、美味だれで味付けした鶏肉入りのおにぎりが発売された。同委員会事務局長の会社員池松勇樹さん(31)は「いろいろな商品を通じて、美味だれ焼き鳥が県内外に広まってくれればうれしい」と話していた。